「保活っていつからしたらいいんだろう…」と思いながら先延ばしにしていませんか?「秋くらいかな…」なんて思っているアナタはもう出遅れている!!認可保育園は、4月入園を狙う場合には12月末に一斉申込と決まっているのでたしかに秋からでも全く問題ありませんが、認可外、とくに認証は別です! 認証保育園の保活の第一アクションは絶対に夏までに起こすべきです。「認可外を制する者は保活を制す」(持論)!今回は、その理由と知る限りの認証保活の現状をお届けします。
認証保育園への保活を夏までに始めるべき4つの理由
認証保育園の次年度の受付期間・申込方法は認可とは全く異なり、各園によってかなり差があります。多くの園では認可保育園の申込・発表に合わせて12月~2月ごろに申込みを受け付けていますが、一部では違う方針をとっている園があるのです。
早い園では4月末~5月には次年度受付の相談を開始
信じがたいかもしれませんが、早い園ではだいたい5月の連休明けくらいから次年度の受付相談を開始しています。申込ができるかどうかはこれも園によって異なりますが、入園を検討している認証保育園があれば、それも含めて見学に行きたい旨を問い合わせてみましょう。と、いうのも、これぞまさしく「後で知ってもどうにもならない」のです。実際に私は、夏生まれの次男を連れて9月に問い合わせたら複数の園から「4月入園の申込は締めきりました」と言われ、見学に行くことも断られました。公表はされていなくても、保育を必要とする度合いによって優先順位がありつつも実は先着が有利な園が存在することは事実です。
単願なら先に内定を出している園がある
認証保育園は、世間的にどうしても認可保育園のセカンド的な扱いなので、認可保育園の内定が出たら辞退する人たちがいます。そうすると再び次点の人に連絡をしたり、選考をやり直したり、という手間が発生しますよね。そのため、認証保育園にしてみれば「絶対に辞退しない人」というのはとてもありがたい存在だと思われます。実際に各園の申込書には大抵「認可保育園を併願していますか?」「認証・認可を含め併願している保育園がありますか?」などの質問項目があります。その項目をどう扱うかについての明言はあえて避けますが、以前にも書いたように仕事を続けられる環境を作ることが最優先の場合、最初から認可保育園である必要などありません。認可保育園の申込をしないことを確約のうえで早々に内定をもらえる園があることを覚えておきましょう。
妊娠中から仮押さえが出来る園もある
「夏と言われても…まだ生まれてないんだけど」と思う方もいらっしゃるでしょう。それでも、前年度の夏までに動いたほうが安全です!4月入園を検討しているということは、だいたい12月生まれくらいまでの方が多いと思います。ということは夏は妊娠経過が少し落ち着く人が多い頃ですよね。ぜひとも妊娠中に見学に行きましょう。妊娠経過に問題がある場合を除き(その場合は無理しないで…)、産後に行くよりも身体的にも絶対に楽です。そして、園によってはこの時に仮受付をしてくれるところもあるようです。過去には「妊娠中に見学に行って仮申込みを済ませ、出産の翌日に電話で報告、本内定をもらった」という猛者もいますよ!
キャンセル待ちの人数が一番少ない
春から夏は、4月入園が済んだばかりなので、その年度のキャンセル待ちの人数が一番少ない時期です。そのタイミングで少しでも前に並ぶことで回ってくる可能性を高めることができます。また、1歳児以上のクラスを申し込む場合、年度途中に問い合わせをすると「すでにキャンセル待ちの方がたくさんいらっしゃるので…」と難色を示されることは珍しくありませんが、たとえ「キャンセル待ち100番です。」と言われても保育園側から断られない限りは、キャンセル待ちに並ぶことをおすすめします。同じエリアの中に複数保育園がある場合、並んでいるのは全員同じ人だと思えば実際の倍率は「人数÷保育園の数」なのでずいぶん減ります。さらに、認証保育園は、申込みをした人全員に合否の連絡をしている園ばかりではありません。そうするとその100人の中にはすでに認可保育園に在園していて、ただキャンセル待ちを辞退していない人も含まれている可能性があります。そして、近隣に認可保育園が複数あったり新設保育園が開園したら認証から転園する子が必ずいるので、同時に認証保育園にも空きがでます。大きな期待はできなくても並ばないよりは可能性はあります。「キャンセル待ち100番だったのに回ってきた!」という話も本当にあります!
選考の対象にさえなれないのが一番怖い
「夏までに問い合わせたら、見学会は秋、申し込みは冬だと言われて恥ずかしかった…」と思う人もいるかもしれません。ですが、それはそれで、出遅れる心配が無くなったからOKです!一番怖いのは、知らない間に受付が終わっていること。ただ、「そちらの園はもう4月入園の受け付け、始まってますか!!」と鼻息荒く問い合わせると警戒され、その後の入園選考に響いてしまうかもしれません(笑) まずは「次年度の入園を検討しているので見学に行きたい」と問い合わせをするところから始めてみてはいかがでしょうか。