保育園に見学に行ったら、その保育園の特徴を知りたいですよね。
そのためには各園でなにが違うのかを知る必要があります。
重要だと思うことはそれぞれの家庭で違うと思うので、私が経験した違いをお伝えしますね。
当日聞き忘れないように質問リストを作るのもおすすめです。
この記事は、長くなったので2つに分けました。まずは「入園前・行事編」です。「園生活編」はこちら↓

※保育園見学のススメ①、②はこちら↓


入園前の準備物の違い
寝具の準備
入園前に準備する物でおそらく認可・認証どこでも共通なのは
だと思います。(無認可は通ったことがないのでわかりません。すみません)
ただ、お昼寝用の寝具の準備は、一口に言っても各園で微妙に準備の仕方が変わります。
うちの子たちが通ったことがある4園でもそれぞれ
と、全部の園で違い、残念ながら一度も流用できたことがありません(笑)

これを基準に園を選ぶ人などいるわけがないと思いますし、見学に行くといただいた資料にも書いてあるかもしれません。
とにかく微妙に違うということを認識して、工程の少ない園にあたればラッキーです。
園指定で買ったり作ったりするもの
ほかにもその園の指定でなにか買ったり、作って準備したしなければならないものがある保育園があります。
買うものはともかく、作るものがあるかどうかは事前に知っておくと安心ですよね。
また市販でOKそうなのに意外に指定のサイズが売っていなくて結果作るハメになるものもあります。
以下は、参考までに実際に入園前に準備したと聞いたことがあるほんの一例です。
・園から指定されたサイズのシーツを縫う
・園から指定されたサイズ・仕様の通園バッグを作る
・園で使うグッズの購入(クレヨン・のり・粘土など)
※園に備品としてあるところが多いと思いますがまれに個人で買うようにしている保育園があります。
・連絡帳も有料の園と無料の園があります。(※小ネタ)
余談・お名前書きはスタンプがおすすめ
持ち物全部にお名前を書くのは必ずどこの園でもあります。
そしてこれが地味に「超」がつくほど面倒です。。これについて個人的にはサイズがたくさんに分かれたお名前スタンプセットを買うのがおすすめ。
シールは剥がれることがよくあり、結局そのあと補強しなくてはいけなくなったり、アイロンプリントは、子供の服は小さいのでアイロンをあてにくい部分があったり、粘着が不十分だとはがれたり、、どちらもなにより無くなると再発注したり再プリントしたりが超超面倒!その点スタンプは、一度買うとずっとずっと小学校のお道具箱の名前書きにまで使えます。
そして、必須なのが油性のインク版が付属していることで、インクは内蔵型ではなく朱肉型です。(内蔵型は乾いて使えなくなりました)
これなら洗濯してもなかなか消えないのでなお、良です。
そんなものにお金をかけたくない、と油性ペンで書くのも良いですが、意外に書く場所が少なく、にじむんですよネ…そうするとただの油性ペンの汚れみたいになり、イラっとした経験があります。。。
全部試した結果、我が家はスタンプに落ち着きました。次男に至っては0歳で買ってから、何も買い直すことなく大活躍です。ご参考まで‥‥
行事についての違い
4月1日のこと
年度途中に入園する場合は関係ないですが、4月入園の場合、最近では保護者も参加する「入園式」を行っている保育園も珍しくありません。
それはそれでよいのですが、確認すべきことは
ということです。
保育園によっては、入園式当日は、式が終われば帰って本格的に登園するのは2日からというところもあります。
たった一日初日だけの話ではありますが、認証・無認可からの転園ですでに仕事が始まっていたり、4月1日からの復職が決まっている場合、休まなくてはいけない場合もあるので2月末に内定が出てから知るよりは事前にしっておいたほうが安心です。
また保育園の入園式に参加する保護者の服装も園によって全然雰囲気が違うので、例年はどんな感じなのか見学に行った時に聞いておくと3月末の心配事が一つ減ります。
慣らし保育の有無
「品川区の認可保育園は慣らし保育が無い」とよく聞くかもしれません。
が、徹底しているのはおそらく公立認可保育園だけではないでしょうか‥たぶん。
認証・認可外はほとんどのところで慣らし保育を実施していると思いますし、年齢が小さいほど、認可保育園でも私立は慣らし保育を実施していると思います。
どれくらいの期間を設けているか、や保護者の希望がどれくらい通るのかもその園によって違うので確認してみると良いかと思います。
4月1日から復職日まで、子供を預かってくれるのか?
認証保育園は、親の有職・無職が在園資格に影響しないので、仕事の有無に関係なく入園したその日から子供を預かってもらえます。
一方で認可保育園は、基本的に4月入園でも『預けるのは復職日から』と区の案内には書いてあります。
ただ。。実は、私自身、最近までこの事実を知りませんでした。
と、いうのも、4月1日から復職日までの間、子供を保育園に預けてフリータイム、という人をたくさん見てきたからです。
現に、いま次男が通っている認可保育園Dでは今年も、そういうお母さんを見かけますし、園長先生に確認しても「うちはみんな1日から預かってますよ~」とお返事がありました。
ただ、長男が通っていた認可保育園Bの預かりは復職日から、なのだそう…。
どちらも私立なのでこの判断については私立公立関係なく、運営団体や園長先生の考えなのかな?と思っています。(※私の推測です。) 1日から復帰予定の人にはあまり関係のない話かもしれませんが、そうでない人は見学に行った時にその園の方針を確認してみると良いかもしれません。
年間行事
年間行事は、夏祭りや遠足、運動会、クリスマス会、お別れ会、毎月のお誕生日会など、やっていることはほとんどの園で大差ありません。
が、どの行事に保護者が参加するかは本当に園によって様々です。
経験上、必ず保護者が参加すると共通していたのは「運動会」だけで、開催はどこも土曜日、平日に開催した保育園はありません。
ただ、ほかの行事は絶対に土曜日開催とは限らず、夏祭りなどは平日の夕方開催の保育園もありましたし、平日の日中に自分の子供のお誕生日会に参加、なんて園もあります。
強制参加では無いものも多いとは思いますが、フタを開けると「保護者が来ていなかったのは自分の子供だけだった…」なんて子供に申し訳ない結果のことも…。
平日参加の場合に仕事の調整が難しい人は、保護者参加の行事がどれくらいあるのかも聞いてみると良いかもしれません。
ちなみに保育園の保護者会も「平日の夜」にするところと「土曜日」にするところに分かれます。
保育参加
「保育参加」というのは、保護者が保育士体験をする行事のことで、認可保育園ではおそらくほとんどの園が、認証保育園はまれに実施しているのではないかと思います。
ただ、参加への強制力は各園によって違い、保育士体験のレベルもただの参観に毛が生えたレベルの場合もあれば、一戦力として駆り出される場合も。
保育園の見学でそれを聞くほどでもないとは思いますが、その日は午前中は仕事に行けないので、存在は知っておいて損は無いと思います。
知るのは心の準備のため
入園準備や行事は、毎日のことではないので、どのパターンに当たっても一時的なことでそこまで気にすることではないかもしれません。
ですが、見学に行った時にそれぞれの疑問を解消しておくと、内定をいただいたその瞬間から準備を始めることができたり、年度始めに年間行事の予定が分かった時点で、仕事を休んだり調整する必要があるのはいつなのか、がすぐにわかります。
また、どの保育園でも先生方に悪気があるわけではなくても「聞かれなかったから」という理由で行事の直前まで知らされないものもあるので、積極的に知ろうとする姿勢を持っていると在園中に不信感を持つような機会が減るなど安心して園生活を送ることにつながると思います。
それでは園生活で日々の違い「保育園見学のススメ④ 園によって違うこと=園生活編=」に続きます!