おはようございます。あさこです。
今朝、区役所のホームページが更新され、2020年4月申込から適応される選考基準の変更点が発表になりました。
一通り見たところ、今年は誰かが愕然とするような変更点は無いなぁと安堵する気持ちで、心穏やかに見ることが出来ました。(笑)
それでは、さっそく解説していきたいと思います!
品川区認可保育園2020年4月申込の選考基準変更点
基本指数の変更は「看護・介護」の方のみ
就労で保育園を申し込む方には関係のない話ですが、保育園は保護者が誰かの介護や看護をしている場合にも申込むことができます。
今年までは、「病院への付き添い」と「在宅介護・看護」は別項目でした。
しかし、2020年の選考からはそれらを全て同じ項目で考え、その介助、看護、介護の必要レベルに応じてポイントが付くように変更になるようです。
表記がわかりやすくなりますね。
また、この件での大きな変更点は、これまでMax17点だった介護の最高基本指数が「20点」になることです。
確かに付きっきりの介護なら、フルタイム勤務かそれよりもきつい環境だと思いますので、当然といえば当然の流れだと思います。
調整指数の変更点① 障害を持つお子さんへの加点
障害を持つお子さんが保育園を申し込む場合も、これまで調整指数が適応されていましたが、今後は
集団保育を必要とする障害児等で、特別支援保育審査会で認められた場合
という基準のもと、その障害の度合いや状況によって「2~4点」を判断することになるようです。
…もしかして、以前は特別支援保育審査会で認められた4点と、通院の2点は別々についていたんでしょうか‥‥?
これをまとめたのかもしれませんね。
調整指数の変更点② 認可外加点の金額設定が無くなった
さて、たくさんの方に関係がある認可外加点は、20000円以下、20000円以上、で点数を分けることが無くなりました!
ただし、認可外加点の適応条件は相変わらず、
・申込締切日の月初(*)に就労し、月極契約で預けている場合加算する。ただし、預かり時間が「月12日以上・日中4時間以上かつ就労時間の半分以上」を満たしていない場合は、対象外とする。
(*)4月2次申込は4月1次申込締切日を基準とする。
・月12日以上・日中4時間以上の就労が常態の場合、加算対象とする。
なので、この環境ならよほどの何か裏技が無い限り、20,000円を切ることはないですよね。
企業主導型のお安めのところでも月極なら20,000円以上でしょう。
(逆に認可外で月極なのに20,000円を切るなんて怖い…。笑)
とりあえず20,000円を設定してみたけれど、フタを開けたらそんな人は誰もいなくて撤廃という感じでしょうか。
また、加点対象施設は、
・「連携施設未設定の地域型保育事業」とは連携施設未設定かつ年齢上限のある地域型保育事業を指す。また、居宅訪問型保育事業とは、障害・疾病等で個別のケアが必要な児童について、自宅で一対一の保育を行うものを指す。「認可外保育施設等」とは、都道府県に届出をしている認可外保育施設等(認証保育所、企業主導型保育事業、認可外居宅訪問型保育事業(ベビーシッター)を含む)を指す。
と、以前と変わらずいわゆる無認可と呼ばれる認可外に加え、認証保育所、企業主導型、ベビーシッターなどの居宅訪問型、も対象のままです!
さりげなく消えた指数もあった
それから、過去の冊子を見比べて、もう一つさりげなく消えていた指数がありました。
消えてくれてむしろウェルカムなのですが
「勤務先に子供を同伴していたら-1点」というのが無くなっています。
これは、数年前に私の周囲のママさんにも、
と怒り心頭の方がいましたので、無くなって本当に良かったです。
今年の変更は良心的(笑)
以上、昨年は無認可加点が1点減って衝撃が走りましたが、今年の誰かが損をするような変更ではないな。という印象です。
保育園も増えて、区としても入園の選考ラインを少し緩める時期に来ているのでしょうか。
2020年4月に認可を申し込む方は、「保育園のご案内」も10月版に改訂されているのでチェックしてみてくださいね。