こんにちは!あさこです。つい一ヶ月ほど前、『自分の階層を知る方法はないですか?→あるらしいです【保活講座後記・皆さんの質問より③】』という記事を出しまして、読んでいただいた方もいるかと思います。
…が、なんと、夏の保活講座にご参加いただいた別の方から『この方法を試し、区役所で階層を聞いたけれど教えてもらえなかった』ご連絡がありました‥‥。ええー。。。。というワケで、今回は、実際に教えてもらえなかった詳しい状況と、この件について私が思うことを書いてみたいと思います。ちょっと愚痴っぽくなるかもしれませんが、ご了承ください。
『区民税の決定通知書を持っていたのに教えてもらえなかった』
今回、ご連絡をくださったのは、8月の保活講座にご参加いただいた方(以下:Aさん)です。この『階層を知る方法』は、当日も参加者皆さんの間で話題になりましたので、当然Aさんは実際に区役所の窓口で階層を教えてもらったご本人たちからも直接その話を聞いています。それなのに、先日Aさんが、区役所に相談に行った際、なんと同じ方法で階層を教えてもらえなかった、ということなんです。さらに
階層を質問しても「答えられません」の一点張りでした。区民税の決定通知書を持参して行きましたし、他の人は教えてもらっていると食い下がったのですが、それでも「教えられない」で通されました。どうやらどの担当者にあたるかで対応は異なるようです。
とのこと。うーーーーん。。。それってどういうことなんでしょうか…。
区役所の窓口担当者に当たりハズレがあるのは有名な話
まず大前提に、品川区役所新庁舎7階、保育課入園相談係の窓口担当者に激しい当たりハズレがあるのは、とっても有名な話で、今回に限ったことではありません。おそらく品川区の保活経験者で、区役所の窓口に行くたび、毎回気分よく帰ってきた方なんて…いるのでしょうか。
もしいたら、その方は人生の運の大半をこんなところで使っているかもしれませんよ(笑) 実際に私も、これまで散々、塩対応・普通対応・神対応を経験しました。塩:普:神=5:3:1くらいのイメージですかね(笑) ちなみに、お子さんの申込年齢が0~1歳で、私のように正社員ではない人は、塩率がグーンと上がりますのでご注意を(笑)
担当者によって言っている内容が違うこともよくあるので、大事なことを言われた、大事な発言があった時には、担当者の名前を聞いてくるのがおすすめです。…と、私も別の方に教えていただきました。
突然、区役所に対して積年の恨みの悪口みたいになってしまい、完全にお目汚しで恐縮ですが、ただでさえ初めての子育てでいっぱいいっぱいのママ達が、どんな思いで右も左も分からない保活に取り組み、その窓口に相談に来ているのか、もう少し考えてほしいものです。
せめて開示する情報は統一してください
…と、私のボヤキはここまでにして話を戻すと、今回の話はただの塩と神の問題だけじゃないんですね。あちらも人間ですから、百歩譲って態度のことは置いておいても、せめて窓口で教えてもらえる情報の基本的な項目くらいは、統一してもらえないのでしょうか。
実際にAさんも窓口で食い下がったとのことですが、
他の方は教えてもらっている
というのが、とても重要です。8月30日の保活講座に来てくださった12人の中に、少なくとも4人はご自身の階層をご存知の方がいらっしゃいました。それに、その方たちは、特に区役所で食い下がって教えてもらったわけでは無さそうでした。
基本指数・調整指数・階層は、認可を申込むうえで最重要項目なので、誰でもこの3つは知りたいと思っているはずです。そのため、教えるなら誰が誰に聞いても教える、教えないなら一貫して教えない、どちらかにしていただきたいですね。また、階層を算出できる書類が揃っていないのでしたら教えてもらえなくても仕方がないですが、今回のAさんはちゃんと区民税の決定通知書を持参しているわけですからね。
もしかしたら窓口で算出した数字に確信が無い=責任取れない、とかそういう話かもしれませんが、指数についても「ご自身でこの指数だと思っていても、選考時に必ずこの指数になるとは限りません。」と釘を刺されますし、階層についても、先日教えてくれた方が
ふるさと納税などイレギュラーなことをしていると計算方法が複雑になるらしい。
と、おっしゃっていたので、「必ずこの階層だとは限りません。あくまでも参考数字です。」と、ひと言伝えておけばよいのではないかと思いますが…。こちらとしては、「だいたいこの辺」というのが分かるだけでも全然違います。
階層を公開することで考えられるデメリットとは…?
ところで、そもそもの話ですが、階層はどうして教えてもらえないのでしょうね…。区役所の方に、なにか不利益になることがあるのでしょうか…?保活をする側からすると、昨年度の最下指数が公開されているので、自分の階層を知ってこの表と照らし合わせることで、なんとなくでも認可に入れる可能性が高いのか低いのかだけでも分かれば、どのくらい本気で認可外の保活をしなくてはいけないのかの指標になります。そうすれば「(実は全然安全圏にいないのを知らずに)どこかに入れると思っていた」と、不承諾になって困る人が減りそうな気がするのですが…。
逆に、最下指数の表が公開されているから「この階層なら自分は入れているはず!」というクレームが来るとか?…ですが、点数が並んだ時には、基本指数が高い方が優先、さらに、基本指数が一緒なら税金の額1円単位まで見て低い方が優先されることは公表されているので、そのまま伝えれば良いだけのような気がします。(私もそのまんま、そう言われましたし。。。)
はたまた「去年の最下指数なら、私は入れていたはずなのに!」というクレームとか…?最下指数は毎年変わりますし、
ただし、この結果は、4月入園の1次選考時のものであり、入園希望者の増減や、保育園の新規開設の有り無し等によって、毎年変動していくものであるため、ひとつの大きな目安としてお考えいただきたいと思います。
区役所のホームページにもこのように書いてあるので、、これもそのまま、そう伝えれば良いような気がします。クレームって、不透明なことが多い方がたくさん来そうな気がしますけれどね…。
まとめ
今回は「階層」という保活中のママ達にとって、超重要な事項でさえも、区役所の窓口担当者で扱いが違うということが分かってガッカリ&残念という話でした。ただ、ハズレ率が高いのは否めませんが、中には、いたって普通に感じよく対応してくださる方や、感動するほど神対応の窓口担当者の方もいます。実際に階層を教えてもらった方がいるのは事実なので、知りたいことがある場合はあきらめずに何度か足を運んでみるのが良いかもしれません。
<11/4追記>また、この記事を読んでくださった『ばななさん』からも、階層についてご連絡をいただきました。ありがとうございます。
私も最近、区役所に行って階層を質問しました。「確定ではない」と前置きはありましたが、私の場合は、夫と私の源泉徴収票を持参しただけで、だいたいの階層は教えてもらえました。とても感じよく対応していただいたのは、20~30代の女性の方でした。
と、いうことで、なんと源泉徴収票でも教えてもらえた方もいることが分かったので、やはり階層については、教えるかどうかを含め色々な判断が担当者の一存に委ねられているのかもしれませんね。数年前に保活をしていた知人は、「今日の担当者はハズレだと思ったら早々に帰り、当たりの人が出るまで何回も足を運んで、当たりの時に色々聞いた。」と話していました。私はハズレが続くと心が折れそうになるので…この方、鉄の心臓…強者ですよね(笑) これから区役所に行く機会があるママ達が多いと思いますので、何かの参考になれば嬉しいです。