こんにちは、あさこです。7月も中旬、そろそろ認可外の見学会、入園説明会の予約など、慌ただしくなってきますね。もうすぐ梅雨も明けるようで熱くなりますが、みなさんお体には気を付けてくださいね。
さて、今回は「小規模保育園に在園している場合の加点」についてです。
先日こちらの質問箱からお問い合わせがあり、そのお返事で「小規模保育園に在園していても加点が付くので…」とメールに書きかけて…。
と思ったら、なんと!いつの間にか「小規模加点(2点)」が無くなっていました。
小規模保育園は、希望する人が少ないから入りやすい割に、加点が付くので比較的認可保育園への転園率が高いと聞いていたのに…。
とても驚いたので、さっそくその理由を区役所に確認してみました。
2018年まで小規模など地域型保育事業は加点は2点付いた
私の記憶では、これまで小規模所保育園などの地域型保育事業は認証と同様に「2点」の加点がありました。もしや記憶違いか…?と思って確認してみたのですが、
ところが、今年の4月版で確認してみると、
と、いうわけで、昨年10月に調整指数の変更点が発表になった時には触れられてなかったので気づかなかったのですが、地域型保育園に関してはいつの間にか、さりげなぁ~く、「連携施設未設定の地域型」にしか加点は付かなくなったようです。
3歳児から連携の認可保育園に受入枠が確保されたそうです
これまでは、小規模保育園などの地域型保育園に入園すると、2歳までしか在園できない為、3歳までにもう一度保活をする必要がありました。
さらに在園しているということは、「保育を必要とする環境」であることは明白なため、認証、認可外と同様に加点を付けて優先順位の高い順に認可に入れるように調整指数を整備する必要があったのです。
しかし、今回その加点が無くなったということで区役所に小規模加点がなくなった理由を尋ねたところ、
とのこと。
各在園児の方々は2回目の保活の必要が無くなり、したがって調整指数も必要なくなったということだそうです。
ですから
と、もし、小規模を選択肢から外す理由の中で「2回目の保活への不安」が多くを占めていた方は、その心配は無くなったのでご安心ください。
それぞれの連携先は?
そうなると、俄然気になるのは
ということですよね。
それについては、区役所のホームページに詳しく載っていますのでこちらを確認してみてください。確認したら戻ってきてくださいね。笑
必ず第一希望の連携先に入れるとは限らない
そして確認していただくと分かりますが、それぞれの小規模保育園には受け入れ先が複数ある場合がほとんどです。
区役所の方によると
とのことでした。第一希望が他の方と被ってしまった場合には、区役所の方でどちらかを選ぶことになるんでしょうね。
ただ、それに関しては、普通に保活をしていても絶対に希望のところに入れるわけでは無いので、同じことかなと個人的には思います。
連携先以外の認可に移りたい場合は「転園」申請可
ところで、連携施設での受入れ枠が確実に確保されたと同時に、その他の認可保育園への入園が厳しくなったのが以前とは違うことですね。そこで
と尋ねたところ、以下のように回答をいただきました。
ただし、その場合は、認可同士の転園申請と同じ扱いなので加点はありません。そしてもし、連携先以外の保育園に内定が出た場合は必ずそっちに行っていただくことになり、内定を辞退して連携先に戻ることは出来ません。
しかし、転園希望の保育園が不承諾だった場合は、あらかじめ連携されていた保育園の連携枠にそのまま進級することができます。
と、いうことで、つまり3歳以上で認可に移れることは確約されて、さらに一応希望の認可保育園への希望も出すだけ出せる…。
と思うのは私だけでしょうか。笑
いつの間にか給食も出てる!(笑)
しかも、これまで小規模保育園と言えば、
②延長対応していない
というものがあり、これらを理由に候補から外している方が多かった印象です。(…実際、私自身も「お弁当」がネックでした…笑)
ですが、先ほどよくよく上記のページを見ていたら、延長対応する園はマチマチですが、お弁当に関しては、いつの間にか全園給食が出るようになったんですね!(朗報!)
そのため、私のようにお弁当がネックで小規模を外していた方も、安心して(?)申込むことができますね。
小規模保育園のデメリットは激減
今回の改変で、これまで小規模保育園で懸念されてきたことはずいぶんクリアされました。
あとは延長対応の件ですが、最近は時短を就学前まで取得してもおとがめなしになったので、時短のまま3歳まで通園でき「延長対応が無い」ことが直接的に影響する方は減ったのではないかと思います。
実際に通っていた方からは「こじんまりしていて、目が行き届き、とても居心地が良かった」という声も聞かれます。
「なんとなく」候補から外していた方こそ、一度見学に行ってみてはいかがでしょうか。