申込書に空欄があると不承諾?「議員枠」がある⁈保活都市伝説の真相は?

認可保育園について

そろそろ保活シーズンも佳境に入りますね。認可保育園の申込みが近づくと、保活について様々な都市伝説が飛び交うようになります。本当かどうかわからなくても、耳に入ってしまうと少しそれを気にして申込書を書いてしまったりするもの…。ですが、実際にはもちろんただの都市伝説なものもあります。そこで、実際に私もよく聞いた定番の噂、都市伝説について真相を解説してみたいと思います。

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認可保育園申込にまつわる噂&保活都市伝説7選

Q1.申込書にお手紙・嘆願書は付けても無駄?

答えは…「Yes」!

定番中の定番な噂ですね。これは、実際に嘆願書を付けたけれど落ちた人も身近にいますし、嘆願書やお手紙を付けていなくても内定が出ている人も、もちろんたくさんいます。区役所の方によれば「みんな入りたいのは一緒」ということで、やはり重視されるのは「情」ではなく「点数」だそう。ただし、点数を増やすために有利だと思われる公的な証明書の類は求められなくても必ず添付することをおすすめします。

Q2.申込書を書く時は、第八希望まで全部埋めないと落ちる?

答えは…「NO」!

第一子で初めて認可保育園を申し込む人がよく耳にする噂ではないでしょうか。申込書の希望保育園の枠を全部埋めないと落ちる、という人がいるかもしれませんが、これはもう、絶対にただの噂で合否には全く関係ありません。すでに認証保育園に入っている人や上の子と同じ保育園以外考えられないという人などは、的を絞って単願で出し、内定が出ている人もたくさんいます。

区役所の方に「出来るだけ候補をたくさん書いたほうが入れる確率が上がる」と言われるかもしれませんが、それはあくまでも「通うことを検討する余地がある保育園」「通うことが可能な保育園」を指します。そのため、通う可能性が全く無い保育園を無理に書く必要はありません。辞退するアナタも、辞退されて次点に連絡を入れる区役所の方も、お互い時間のムダです。

ただし、候補を絞り過ぎると、不承諾になった時「やっぱりあの保育園も書いておけば良かった‥」と後悔がよぎるかもしれません。ご夫婦でよく話し合い、少しでも検討の余地がある保育園は一応書いておいた方が良いと思います。

Q3.内定を辞退すると、次年度の選考で不利になる?

答えは…「NO」!

ブラックリストに載るような、よほど自己中心的な理由や悪質なことをしての内定辞退ではない限り、これも次年度に影響することは無いと思います。実際、上の子と同じ保育園に内定をもらえなかったことを理由に、認可保育園を辞退して認証保育園に1年通い、次年度に内定をもらっている人を何人か知っています。

ただし、0~2歳児の場合は、認可保育園を辞退しても認証保育園の助成金は対象になりますが、自己都合で内定辞退をする児童本人が3歳児以上の場合その年の認証保育園の助成金は対象にならなくなるので注意が必要です。(2017年度確認済み)

Q4.募集人数「0」は絶対に入れない?

答えは…「NO」!

12月の一斉申込の時点で募集人数が「0」になっていても、年末や年度末まで3ヶ月あります。その間に人事異動などもあり突如定員が空くことは十分に考えられますし、実際に「0」になっていた保育園に単願で申込んで内定をもらった人を数人見ました。そのため、希望する保育園の募集人数が「0」でも、一応申込書に書いてみる価値は絶対にあります。

Q5.公務員は優先されている?

答えは…「フルタイム・品川区職員の場合はグレー、他はNO」 !

申込むママ本人が公務員の場合や、パパが区役所の職員でママがフルタイム正社員の場合は、正直なんとも言えません。なぜなら優先されていてもいなくても、十二分に内定が出る環境にあるからです。

ですが、さすがにパパが区役所の職員でも、ママが時短パートや週3勤務など基本指数が低いと思われる場合に内定を出すほど品川区は甘くないようで、こういうケースに関しては「優先はない」と断言します。笑 そういう環境にあった方で「認可保育園は全敗、認証もいま通っているところ以外全部落ちた」という知り合いがいます。

そして、私は少し意外だったのですが、同じ公務員でも、品川区の職員の方以外は全く優先・優遇は無いようです。こちらも「上の子だけ落ちた」「兄弟一緒の保育園に入れるとは思わないでください、と区役所で言われた」「区役所の対応にキレた」などなど、他区勤務の公務員の方々からお話を色々聞いています。

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Q6.政治家に頼むと入れるって本当?

答えは…「絶対的権力ではないらしい…」

これは保活都市伝説の代表ですよね!私も政治家に知り合いはいないものの、実際どうなのだろう…と思っていたのですが、身近で「実際に友達が議員さんに頼んだ」、「議員さんから直接、保育園のこと相談してね、と言われたけど頼まなかった」など、少なくとも4人います!笑

ですが、ちまたで言われるような「議員枠」なるものが存在するわけではなく、区議会議員さんに口利きをお願いすれば確実に入れる、というほどの絶対的権力ではないようです。…もしかしたら絶対的権力のある議員や政治家の方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれの方が持っている影響力というのがピンキリであろうことは想像に容易いですよね。笑

Q7.パパ(男性)が窓口に行くと保活に進展がある

答えは…「絶対ではないが可能性はある」!

これは噂になっているかどうかわかりませんが…笑 私個人が現実の一つとして知っていただきたいことです。「パパに区役所に行ってもらったら状況が変わった」という方が数人います。もちろん基本指数など一定の条件がそろっていてのことですが。やはり母親(女性)が区役所の窓口であれこれと情に訴える状況というのは区役所の方も慣れているのでしょうね。過去、私が区役所に必死の形相で苦情を申し出た時に、右から左に聞き流していたやる気のなさそうな若い女性職員も、きっとうちの夫が半ギレで出向いていたらあんな態度はとれなかったでしょう…。女性って損ですね。笑

まとめ

保活都市伝説の真相、いかがでしたか?政治家さんの影響力は未知数な部分がありますが、品川区の認可保育園の申込に関しては、やはりなによりも大事なのは「点数」のようです。点数(合計指数)が高ければ、前年度に辞退していても必然的に内定の可能性は上がりますし、点数(合計指数)が低ければ、ご主人が区役所の職員でも、政治家さんに頼んでもきっと内定の確率は低いです。地道に保活をすれば確実に結果がついてくるとは限りませんが、まずは時間をかけて認証保育園を視野に入れたり、点数を増やせる環境を整えたりすることの方が、不確定な力をアテにするよりも有効のような気がしますよね。

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